MEDIA DESIGN
立ち上げる。
お客さまがブランドを体験できて、アクションを起こすメディアとは。
飲食店支援型トイレ広告「ハレルヤ!」の開発・運営の日々。
次々に出るアイディアを企画開発していくトランプスのチームワーク。
最高デザイン責任者井口茂樹
営業部長兼CD瀧一紘
セールスマネージャー山﨑健太
チーフエンジニア山本照久
- まずは皆さんのハレルヤ!(飲食店支援型トイレ広告)との関わり方を教えてください。
- 瀧一紘
-
私は営業担当としてハレルヤ!に関わっています。ハレルヤ!というコンテンツは、モニターの段階でも、広告を印刷したトイレットペーパーを送った時なんかに、喜びの声を聞けたりして、すごく反響があるんです。おもしろいモノは自然に広がっていくと思うので、いいプロジェクトだという確信があります。
- 山﨑健太
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私はプロジェクトマネジャーとして参画しています。まずトランプスという会社自体が社会貢献に対してチャレンジしていて、そのための収益のモデルとしてハレルヤ!がある。そこに強く共感しています。今、人や社会に貢献することは、事業として存続していくための必須条件になってきています。
また、社会において「食」は、常に関心を集めるジャンルです。「飲食店」という、もともと注目度がある場に広告メディアを作り、なおかつそのメディアの社会貢献度が高いことに、大きな可能性を感じています。
- ハレルヤ!では、ウェブサイトの開発もしているそうですが?
- 山﨑健太
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ハレルヤ!のウェブサイトと、ハレルヤ!が仕掛けるモーションというキャンペーンサイトの2つを作っています。飲食店に来たお客さまが、ハレルヤ!のサービスを通じて、より深く店舗と関われるウェブサイトです。
- 山本照久
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静的なサイトではなく、どちらかと言えばウェブアプリケーション寄りですね。飲食店に訪れたお客さまがポスターにあるQRコードなどを読み込んで入っていくような動線です。お客さまがアクションを起こしやすく、そしてブランドを体験してもらう要素を組み込んで作っています。
- 飲食店に来たお客さまを動かすには工夫が必要ですよね?
- 山本照久
-
そうですね。常にUX(ユーザーエクスペリエンス)を気にして開発しています。営業や企画担当からのリクエストを単純に実装してもUX的には、ちょっと問題があったりするので(笑)。飲食店に来るたくさんのお客さまに使っていただきたいので、ITが得意ではない方でも使いやすいように、出来るだけ複雑な仕組みにならないように設計しています。
誰にでも使いやすい動線をデザインする。
- デザイン面でも、使いやすくする工夫もあるそうですが。
- 井口茂樹
-
はい。全体の見た目であるとか、文字間や行間のスペーシングやボタンの配置・大きさとか。そういった細かいところもしっかり考えて、詰めていくことを心がけています。サービスが複雑になってくると、入れる要素がどうしても増えてしまうので、必要でないものはできるだけ省くとか、あえて深い階層まで行かないと見えないようにするなどの工夫をしています。
ウェブサイトが使いやすくなるように、各ポジションからの意見も集めて、いいアイディアを生かすように作り上げていくって感じですね。
- 開発しながら修正や調整を加えることも?
- 井口茂樹
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はい、それはもう、しょっちゅうです(笑)。広告メニューの内容やデザインの載せ方、動線はプロジェクトの発足当初から、いろいろ変わってきています。「こういう方が広告入れやすいよね」とか、広告主さんたちの現場の声を取り入れていくことでサービスがアメーバのように変化していって、最終的にいい形に着地できるように、日々更新しています。
- 一番大きな変更点は?
- 瀧一紘
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広告媒体としてのプランが変わった。メニューが増えたことですね。当初は化粧室という空間を、一社で広告ジャックするプランだけだったのです。それに加えてポスターだけのプラン、ポスター+ステッカーのプラン、トイレットペーパーに広告情報を印字できるプランなど、4種類に増やしていきました。まだまだ変わっていく可能性もありますが(笑)。
- 井口茂樹
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1つの個室が同じデザインのポスターだらけになるのは、果たして広告効果が高いのか?と言えばそれは違うだろうと。まずは試しながら、いいところをどんどん取り入れて修正と調整を加えている最中です。
- 山﨑健太
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基本的にはプロジェクトの責任者を立てて、大きな変更方針を決断していきます。でも、このチームはアイディアマンが多いので、どんどん仕様が変わっていくんです。
- 瀧一紘
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すごく助かっています(笑)。僕らの無茶ぶりを、「じゃあこうやって整理して、進めていきましょう」って具体的にしてくれるんです。
- 無茶ぶりが、具体的で現実可能なステップに。
- 瀧一紘
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そうなんです(笑)。
- 山﨑健太
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ハレルヤ!は社会支援型メディアなので、単に空間をメディア化して広告メニューにしたかったわけじゃないんです。飲食店や店舗オーナーさんも、地域に貢献したいという想いがあって。そのために、お店と地域と企業をつないでいく手段の第一歩目として、ハレルヤ!が走り出しているんです。
ハレルヤ!プロジェクトのメンバーは、要望や新しいアイディアに対して柔軟に反応できるので、いい結果が出せると思います。